08-09秋冬 トム・ブラウン in NYコレクション
Thom Browne Autumn/Winter 2008-9
http://www.vogue.co.uk/shows/photos/Default.aspx?ShowID=5654
しばらくネットにつながっていないっと重要なコレクションを見逃すところでした。
それは、このプレッピーブームの火付け役ともなった
『Thom Browne(トム・ブラウン)』
昨年からは、伝統的アメリカのブランド『ブルックスブラザース』において
コレクションラインともいえる『ブラックフリース』をスタートさせるなど、
その話題にはことかかない。
当然、この08-09FWのコレクションは、
メンズフリークならば、大注目していることは間違いない。
初見の感想を下に記します。
・ピエロ
・ボンボン付きの帽子
・シックスポケットブルゾン(M65など軍モノのリソースがあるのか?)
・準・脱テーラード
・丈の短い、ルーズシルエットのパンツ
・ハイウェストでの切りかえし
・フォーマルな要素をもった上着(燕尾好き)
・バリエーションの増えたポンチョ
・ダブルブレステッド(ブレザーへもか)
・ダイヤ柄(チェック柄、正式名称を要調査)
今季は例年にも増して、奇奇怪怪なコレクションとなった。
2/15(金)付け朝日新聞の報道では、トム・ブラウン本人は、
「女性の服のプロポーションを意識した」と説明し、
「私自身はトラッドなスタイルが好みだが、
コレクションはそこから出発して毎回違う方向に行く。
服を通して考えるきっかけになればいい」と語る。
大きな流れとしてみると、
やはりタイトな流れからルーズな方向にきているのは、
トム・ブラウンも同じようだ。ブラックフリースの方はどうだったんだろう。
過去のコレクションも含め、今一度研究の必要性がありそうだ。