今はなき「ニューデザイン・パラダイス」

kibby2008-04-13

普段、私たちが日常生活の中で何気なく目にしているもの
コンセント、トイレットペーパー、婚姻届など、
これらのデザインをリセットし、再生するテレビ番組が
かつてフジテレビで放送されていました。
「ニューデザイン・パラダイス」
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/newdesign/


この番組が大好きで、全部ではないのですが、
ほんの二、三話分が手元にビデオで録画されております。


好きな理由は、オシャレな番組の演出もそうですが、
その番組の構成が大好きです。



■ニューデザイン・パラダイス■の構成


1.新しくデザインしなおす「モノ」の紹介
デザインの再生のターゲットを選出。


2.「モノ」の歴史
モノゴトの歴史は軽視されがちだが、積み重ねていった歴史は重要。
その必然性や、歴史の中で発見もあります。


3.「モノ」のバラエティーの紹介
収集家によって、面白く、既存のデザインの種類を紹介することもある。
今の現状を知ることは重要。重複も避けることができる。


4.デザイナーの選出・紹介
デザイナーの経歴、アートワーク(作品)の紹介。


5.デザインの問題点・コンセプト
古臭かったり、堅苦しかったりする既存のデザインの問題点、
機能性や付加価値を追求するコンセプトを紹介


6.新しいデザインの誕生(紹介)
問題点をどう克服し、
コンセプトをどうやって体現しているか、
新しいデザインが誕生する。


この一連の流れは、モノゴトを考える上で非常に合理的で、好き。
もしこの番組を中学生ぐらいのとき見ていたら、
今、工業デザイナーとかになっているのかも。その位、衝撃的でした。


そして、この番組の提供は、一社冠で、
クルマのデザインに力を入れている日産自動車でした。
この時期、日産は、カルロス・ゴーン中村史郎のもと乗りに乗っていて、
クリマ、CMなど、カッコイイの象徴でした。
*私は自動車業界にいたことがありますが、日産に勤めたことはありません、笑

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