ファッションショーのチケットを手に入れる方

今まで、いろいろなファッションショーを見て参りましたが、
どうやって、そのチケットを入手してきたのでしょうか。
それについて、聞かれることもあるので、本日書き記します。

さて、そもそもファッションショーは、
ミラノ・パリ・ニューヨーク・東京の四大都市にて、
「大きなファッションショー」が、春夏と秋冬の年二回行われますが、

このショーは、バイヤーやプレス、ブランド関係者、
そして顧客が、会場の中に入って見ることができます。

なので、そのブランドにとってお金にならない一般の人間は、
基本的に見ることができません。(冷たい言い方ですが、現実です)

それは私もしかりです。
アパレルメーカーに就職しているものの、
会社がらみでショーのチケットをもらったことがないので。
では、なぜショーの会場にキビーがいるのでしょうか。

いろいろ方法はあると思うのですが、
「一般ピープル＝キビー」がやってきたショーを見る方法をご紹介いたします。

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1.ブランドの「顧客」になる
2.「ネット会員」になる
3.チケットを「もらう」

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1.ブランドの「顧客」になる
お金はかかりますが、そのブランドで毎シーズン買い物をし、
顧客名簿を残しておくと、ドメスティック・ブランドの場合、
ショーのチケットを送ってくれます。

先日拝見したato(アトウ)は、この方法によりチケットを入手しました。
ちなみに昨秋冬にニット、今春夏にカットソーを購入。合計二万弱の買物。

海外ブランドの場合はどうなのか分かりませんが、
同じような方法で顧客になっておくと、デザイナー来日のパーティーや、
クローズドの早期受注会に誘っていただけます。ex.Dior Homme

2.「ネット会員」になる
リチウム・オムはこの方法でチケットを手に入れているのですが、
ウェブサイトを持っているブランドは、メールアドレスを登録させて、
新作の情報などのDMをメルマガで送る場合があります。

こういうブランドは宣伝活動に意欲的なので、
ショーのチケットを送ってくるケースが多いです。
デザイナーズブランドではないですが、ポイントもしかり。

3.チケットを「もらう」
物理的に「もらう」。一番原始的な方法だが、
このネットを使ったことによる、工夫も。

例えば、こういうファッションについて書いたブログを長くやっていたり、
ミクシーのコミュなどで管理人や、よく発言していたりすると、
そのブランドの関係者の方より、チケットをいただけるケースがあります。
「ショーを見ました！」という日記は、
いただいたチケットになるので悪いことはあまり書かれないため、
ブランドにとって良い口コミになります（井戸端イジング）。