【父の日】ネクタイ選びの基本

kibby2009-05-10

本日は「母の日」でしたが、
次なるイベント「父の日」は、
6月第3日曜日(6月21日日曜日)です。


父の日ギフトとして、ネクタイが代表的なアイテムですが、
紳士服を業としている人間として、
そんな父の日ネクタイ選びのたしになれば、と思いキーをたたきます。


ネクタイは、大まかに分けると5つに分かれます。
・レジメンタルストライプ
小紋
・ペイズリー
・無地(ソリッド)
・ニットタイ



■レジメンタルストライプ

斜め線が入った柄。一般的に、若々しく見せることができます。


最近は「ストライプ・オン・ストライプ」といって、
ストライプのシャツに、このレジメンタルストライプの柄のタイを、
あわせることが普通となりましたが、


注意しなければならないのは
ハッキリとしたストライプ柄のスーツに、「ストライプ・オン・ストライプ」してしまうと、
「ストライプ・オン・ストライプ・オンストライプ」になってしまうため、
スーツスタイルがくどくなってしまう恐れがあります
ハッキリとしたストライプのスーツとシャツをよくお召しのお父様には、
違う柄を選んであげましょう。


詳しくは、http://kw.allabout.co.jp/glossary/g_fashion/w006675.htm



小紋

ドットや紋章、グラフィック柄など、そのバリエーションは幅広いです。
最近では、ドットを大きくし、水玉のネクタイもあります。


一般的に、落ち着いた印象を出すことができ、
どんな方でも使いやすい柄ともいえます。



■ペイズリー

まが玉や草木のような模様の柄。


数年前までは、オジさん臭い柄の代表と言われておりましたが、
最近は、ベースの色と柄が同系の色になっていたりして、
年代を問わず、むしろお洒落な柄として好んでしめられるようになりました。



■無地(ソリッド)

礼装用の白や黒の無地のタイが代表的ですが、
最近では、若い方が、無地の黒のネクタイをしめるようになりました。
ただ、無地のタイは、なかなかプレゼントでは選ばれにくい柄です。
選ぶとしたら、キレイな色味のものになるでしょう。



■ニットタイ

「ニット」は「編み」という組織のことを示すので、
ニットタイにも、小紋などの柄は存在するのですが、
ニットタイは、その存在が独特なので、別でくくりました。


ニットタイは、編んでできているため、
柔らかい印象ができ、スーツでしめている人はまだまだ少ないですが、
その「柔らかい」印象が、ジャケット+スラックススタイルによく親和し、


退職したお父様にネクタイを贈りたい場合には、ニットタイがおすすめです。


ちなみに、良いシルクを使ったニットタイは、
握ったときにでる「シャリシャリ」いう、きぬずれの音がでます。
ニットタイを選ぶ時には参考にしてください。

シャルベのネクタイは、その音がでます。


※写真がボケちゃってますね。勘弁を。