なぜ今、「テーラード」なのか その2
「テーラード」について今月号の『CHOKI CHOKI』では、
紳士服仕立てに代表された上着の総称で、
紳士服の「背広型上着」に見られる、
しっかりと堅い感じに仕上げた上着を指す。
おそらくファション辞典などから引用していたりするのかもしれないが、
こう説明されておりました。
紳士服仕立てと婦人服仕立ての根本的な違いは、
パターンにあるわけで、
紳士服仕立てというのは平面パターンのみ。
婦人服仕立てのようなドレーピングという手法はない。つまり、
テーラーはトルソーにシーチングを使って服を作ることは無い。
仮縫いというかたちの調整はあるが。
従って、テーラードの長所であり短所である、
「堅い服」というのが生まれる。
で、なんで今、「テーラード」なのでしょうか?
〜つづく〜