【軍モノ】黒いB2 William Gibson Collection

時々、西武新宿駅の下にある
"ジャンキースペシャル"というお店に行くのだが、
そこで今季のバズリクソンのカタログをいただいた。
http://junky.co.jp/special/index.html

バズリクソンズ(BuzzRicksons)とは、
主にアメリカ合衆国の飛行機乗りたちが着ていた
フライトジャケットのレプリカのコレクションで、
オリジナルの革やファスナーなどの副資材を研究し、
作りこんでいる。その意気込みや半端なものじゃない。
http://www.buzzricksons.jp/
（私、軍モノ、全然詳しくないので、
　詳しい方は是非いろいろ教えてください）

そのバズリクソンズが、
昨秋冬、小説家ウィリアム・ギブソンの作品に出てくる
歴史上には存在しない黒いMA-1を作った。
完全なレプリカを作るバズリクソンズが、オリジナルを作ったのである。
それが"William Gibson Collection"だ。

この秋冬で、その"William Gibson Collection"も
２シーズン目を向かえ、計5型をラインナップ。
http://www.buzzricksons.jp/product/william_gibson.html

中でも、自分は右上の黒いB2が凄い気になった。
オリジナルは茶色なのだが、モードと相性が良いブラック。
極寒地用に作られたフライトジャケットだけに、ダウンジャケットとは違う形で、
自分を寒さから守ってくれるような気がしてならない。
チンストラップをしっかりしめたらどうなるんだろう。
http://www.buzzricksons.jp/product/william_gibson-0005.html

軍モノというのはメンズファッションにおいては超重要で、
例えば、今月のHUGEを開けば、
フライトジャケットを元にしたレザーアイテムが盛りだくさんだ。
現代風に色を変えたり、サイズ感を変えたりしているのであろう。
デザイナーにとって、軍モノは重要なデザインリソースなのである。

そういえば、専門学生時代にお会いした某百貨店の超有名なバイヤーの方も
軍モノの古着をたくさん持っていた。この方は特殊か。