B’z稲葉浩志さんが「スーツ姿」で登場!Gucciか!?

こちら台湾とはいえ、ファッションも、秋の装いに向け動いております。さてこちら↓
■「紳士」なスーツ姿のB'z稲葉浩志、「GQ」誌表紙とカバーストーリーに登場。
http://www.narinari.com/Nd/20100814091.html
言わずもがな、日本が誇るロックユニット「B'z」ですが、そのボーカルの稲葉浩志さんが雑誌「GQ」の表紙をスーツで飾りました。今日は、そのお召しのスーツについて、徒然なるままに書いていこうと思います。

当該スーツは、肩のラインから、サルト系のスーツのような気もするのですが、 画像が粗いので分かりにくいものの、おそらく本切羽。ということは「既成品」ということが予想されます。あの肩のラインで、ボタンホールが開いている状態で、販売しているのは、デザイナーズの可能性が強くなる(デザイナーズは、いわゆるテーラードと違って、直さないことが多いからか。かつてDiorHommeのチューブジャケットを袖をいくら長めに着るとはいえ、だだ長しで着ている方が多いことより分かります)。

デザイナーズを扱った経験がないわけではないが、 総合的に判断するにフリーダ・ジャンニーニによる「グッチ(Gucci)」かガリアーノとかではないと思う) 。

でもやはり、あの肩のラインから袖山あたりが、妙に気になる。デザイナーズでああいうラインでるのかな。どうしても「リングヂャケット」に見えてきてしまう。でも、あちらの商品は、アンフィニッシュだし、エグさのもって行き方が何か違う…。

そういえば同じカテゴリーで、かつて、元木雅弘さんが雑誌で写真撮りで着たスーツが、 お気に召したようで、なんと後の映画『おくりびと』のアカデミー賞の授賞式の時に着たフォーマルもそこで仕立てたという、ほとんど知られていない逸話もあるが、そのブランドは「バタクハウスカット(batak house cut)」である。素晴らしい話だ(これは完全な余談)。

もとい、肩のラインは、冒頭にも触れたが、柔らかいので、今はどうか知らないが、かつての某百貨店の枠組でいうと「クラシコ」という部類に入るスタイルだと思う。つまりイタリアの(もしくはイタリア的な)物づくり。しかし、あのワイドラペルは、これらのクラシコブランドとは縁遠い。そうするとやはりデザイナーズか。ややもすればグッチかも。

ここ最近、日本を離れ、しかも完全にメンズからも離れてしまっているので、どこのブランドか画像でスーツを見ただけでは分かりにくい。GQの日本版がこちら台湾で手に入るか分からないのですが、答えやいかに・・・

ちなみに、GQ10月号の発売は8月24日、価格は580円(税込)。真価が問われる。