ジョン・ガリアーノ 2007-8秋冬 に「!!」
「なんじゃこりゃ〜!」
っというのが最初にショーを見たときの感想です。
ではご覧下さい↓
http://www.vogue.co.uk/shows/photos/Default.aspx?ShowID=4224
ジョン ガリアーノと日本との関係については、
調べなくてはならないのですが、
彼がデザイナーを勤めるクリスチャンディオールの
07SSクチュールでも「ジャポニズム」をテーマにしております。
http://www.vogue.co.uk/shows/photos/Default.aspx?ShowID=4202
彼の描くジャポニズムは、やはりジャパネスクであり、
ジャポニカなんだと思う。少々皮肉を込めています、汗
やはり日本人の私から見れば「異国人の思う日本像なのかな」
っとつい感じてしまいます。それはそれで表現なのでいいのですが。
(逆に、ジブリのヨーロッパのような世界感は、
彼らからすればどのように感じているのであろうか?)
さて、今回のメンズ秋冬の動画ないし画像を
ご覧になっていただければ、分かりますが、
あの頭の部分が、圧倒的な存在感をもっており、
正直それだけで、他のメゾンのショーの印象が吹っ飛んでしまいます。
ですが、
あの頭の部分を見ないで、冷静に今一度ショーを見てみると、
全然違う見え方が見えてきます。
ディオールのクチュールの時と違い、
頭を除くと、花柄だったり、足袋風なクツはあるものの、
実はあからさまなジャポニズムがないのである。
僕的には、頭巾をかぶっているような一連の
勝手に命名している『忍者ルック』が好きです。
http://www.vogue.co.uk/shows/photos/Default.aspx?showID=4224&type=show&pageNo=2
また古着のリメイクの感覚が好きな人には、
やはりジョンガリアーノによるニューヴィンテージといった感じで、
とても興味を持つのではないでしょうか。
いづれにせよ。現時点で、
07秋冬のもっとも感動したコレクションとなったのは。
言うまでも無い。
時間をおいて、もうちょっと時間をかけて、
じっくりと見なくては。前のコレクションも見なくては。
彼の歴史を知らなくては。