アンタッチャブル山崎の言う「サイズがない」問題

TBSラジオアンタッチャブルのシカゴマンゴ』のポッドキャストにて、
ご存知、アンタッチャブルの山崎さんが番組中言っていたことで、
メンズ・ファッション業界に人間として、
非常に印象的なことがあったので、書き綴ろうと思う。


ボトムスはサイズがあるのに、トップスはサイズがない
という問題。


番組中、彼は、
「下は入るのに、上は入らない。
 34,36というジーパンのサイズはあるのに、上はLまでしかない。
 だって36なら、上はXLだよ」
と言っていた。


確かに、ボトムスは、
3cmないし4cm、1インチピッチでサイズを用意しており、
同じスラックスで計9サイズの用意になるのは普通であろう。


しかしトップスは、S・M・L(・LL)ならば、計3(4)サイズの用意になり、
サイズの累計から考えれば、ボトムスとトップスで均衡はとれてはいない。


山崎さんのようなちょっと恰幅の良い体の方にあっては、
普通の売場で、ボトムスは買えても、
トップスのサイズがない、という問題は起きているのは私も感じる。


「(より大きいサイズを)たまにのために会社も作らない」
っと相方の柴田さんも言っておりましたが、それもしかり。


また、僕自身、ちょっと思うのですが、トップスのサイズというのは、
結構あいまい、っというか、いい加減なのかもしれない。そもそも、
ボトムスは気軽に試着できるが、トップスはちょっと、という背景もある。


話はちょっとずれるが、
ワイシャツは、「首まわり と 裄丈」で買いますが、
最近ダーツの入ったスリムフィットのシャツが増えているにせよ、
Y体の自分だと、ウェスト部分がぶかぶかになってしまう。
するとどんどんシャツが出てきてしまう。
あまり格好の良いものではありません。
だから「オーダーを」っという声があるのも分かる。


そういえば、
DiorHommeはネックサイズでシャツのサイズを用意しているが、
実際のフィッティングにあっては、ネックサイズより、
全体の着心地(サイジング)を重視しているように感じた。


確かにモードのシャツを着こなしている人をみると、
私からみるとネックサイズはあっていないが、
全体のシルエットをみると非常にキレイに見える。
これはレディースのフィッティングの産物なのであろうか。


終着点が見えなく、今日の日記を終えようと思うのだが、
そうやってファッションを考えるのも、楽しんでいくのも、
僕らしくていいのかもしれない。


先に挙げたアンタッチャブルの番組は、5月17日の放送分です。
iTunesにて無料でダウンロードできるので、
興味のある方は是非聞いてみてください。