GIORGIO ARMANI PRIVE 2007-8AW COUTURE

私はメンズ専門なので、レディースのことはよく分からないだが、
分からないなりに、レディースのコレクションも、
一応チェックしているつもりではあるので、
今回は、レディースのクチュールを取り上げたいと思います。


ミラノ・パリとメンズコレクションを終えたと思ったら、
パリにて「07-08秋冬のクチュール」が発表されました。


「クチュール」とは
http://www.mode21.com/fashion/hautecouture.html
↑に、その意味を譲るとして、
簡単に言えば、服造りの最高峰といえ、
現在においては、プレタポルテの実験的機能を持ち合わせています。
cf)Diorの 07SSのクチュール と 07-08FWプレタポルテ の関係


さて、今回、取り立てて「クチュール」を取り上げたいのは、
ジョルジオ・アルマーニ プリヴェを見て、
メンズの人間として、結構、考えさせられたからである。


ちなみにジョルジオ・アルマーニは、
私がオーダーから現在の既成服に足を踏み出すきっかけとなった、
思い入れのあるブランドであり、私はアルマーニが好きなのだが。
ジョルジオ・アルマーニも、05SSより、クチュールに参加している。


ジョルジオ・アルマーニプリヴェ 07-08秋冬
画像:http://www.vogue.co.uk/shows/photos/Default.aspx?ShowID=4967


おそらくは、レディースにおいて、
こういうのを「テーラードJK」と言って良いのであろうが、
このJK自体、そして、JKとスカートの組み合わせ
について、興味を持ちました。


レディースでは、なんら珍しいことではないのだが、
JKの上にベルトをし、ウェストマークするということは、
メンズでは、そうそうお目見えしません。
まずその点に今後のメンズの可能性を感じました。
cf)07SSDiorHommeのJKの着物ベルト


また色使い、左の画像で、グレーのJKに、
ブルーとブラックのシックな色味のスカートを合わせています。
これが結構、お気に入りです。
メンズでも、スカートをパンツに置きかけて、
コーディネートしたら、凄くカッコよくなる気がしてなりません。


そして、右の画像。
「変形ショールカラー」の感じ、生地が凄くキレイです。
光沢感のあるスカートが入ってググっときます。


いつも思うのですが、レディースの服は、服のラインがキレイです。
体つきの問題もありますが、メンズでも、こういうキレイな服着たいですね。