テーラードJKにジーンズをコーディネートする世代

もはや「世代別」分類は古く、
「テイスト別」にしなくてはいけないと思うのですが、
良い言葉が思いつかないので、あえて「世代」使います。


テーラードJKにジーンズをコーディネートする世代


今日は、これについて書きたい。


標題のジーンズといっても、
「共布のウールスラックスではない」という意味であり、
別にチノーズやカーゴ、サルエルパンツでも良いです。


ここ数年だと思うのですが、ヤング層がオシャレとして、
テーラードJKを羽織るようになりました。
昨秋冬は、黒の着丈の短いJKを本当によく見かけました。


コレクションを見ていても、
テーラード・ジャケットを造りこんでいるブランドは多いです。
ドレスの量が大過ぎないか、と思ったりすらする。


そういった意味では、私は、
今を「空前のテーラード・ブーム」と言いたい。


この流れは、今秋冬も、続くのではないかと思う。
落ち着いた、よりリアルクローズの沈静化の方向か、
景気の良い今、半歩先のデザイン・デザインした方向か。


各ブランドの個性や方向性もあるので、
ひとくくりにはできませんが、
結果的に、どういう流れのJKが消費者に支持されるのか、
本当に楽しみだ。


昨日の日記で、いろいろなブランドのJKを試着をしたが、
どういうのが支持されるのかは、感覚的にまだつかめませんでした。


ただ、私が個人的に欲しているのは、
・どこかこだわりのある、実は「毒」のあるJK
・落ち着きと危なさが絶妙なバランスで表現されたJK
・モードであり、テーラードを踏襲したJK
・僕の体に新しいライン(感動)をもたらしてくれるJK


アンドレア・ニコラ・タラリスの言葉をかりれば
「何か凄く「地味」で「堅苦しい」けど緻密に計算されたもの」
なのかもしれない。http://www.afpbb.com/fashion/1798319


*JK・・・「ジャケット」の意