【Archive of Dior Homme #3】2007SSコレクション

kibby2007-09-02

急に東京は涼しくなり、表参道は、早くもJKを羽織ったり、
薄手コートを着ている人(さすがに暑そう)もいました。
当ブログのDiorHomme関連のブレーンである某U君は、
新作のクラッシュドニット(黒)を着ておりました。


さて、前回【Archive of Dior Homme #2】では、
http://d.hatena.ne.jp/kibby/20070831
>それは、2005年という年のコレクションは、秋冬も含めて、

と述べていたので、


第三回の今回は、05-06FWで来るとお考えの方も多いかと思いますが、
その期待を裏切り、今回は記憶に新しくリアルな2007春夏コレクション
取り上げたいと思います。(グランジ・金ブーツはもうしばらくお待ち下さい、笑)


コレクションの動画は、VOGUEでご覧いただけます。
http://www.vogue.co.uk/shows/photos/Default.aspx?ShowID=3691



■ラストのはずの2007春夏■
当初の情報では、
エディ・スリマンの手がける最後のDiorHommeになるはずだった07SS。
コレクションも「集大成」として評したメディアも多かった。


コレクションでは、
タスキカマーバンドの新しい提案があったものの、
マーケットにはあまり受け入れられなかったようだ。
しかし、07-08FWのここにきて、カマーバンドの提案を
他のブランドや安価なショップで見かけます。


また大きな動きではないが、"アンダーマイカー"など
デニムに初めて名前がついたシーズンだったようだ。



■テーマ
"we look good together "


前髪が、目のラインきわきわで切り揃えられていた
ボブヘアーのモデルが多数。
店員さんも、このヘアースタイルの方が多く、当時感動しました。



■アイテム別
マルチジップアップやバイカーズなどの「レザーブルゾンの当たり年」
というような意見もある2007SS。私も当時ブルゾン試着しました。
レザーブルゾンを着たことがなかったので、よく分からないのですが、
ウェストのゴムリブが凄くキツいという印象を持ちました(それが普通なのかも、汗)。



◆サファリジャケット
通称"ガンダム・サファリ"
髪型や服がご存知『機動戦士ガンダム』のようなので、
この呼び名が一部で広まっているようだが、
このサファリジャケットは好評で、よく売れたようだ。
サファリ・シャツも好評。
◆ヒールブーツ
「タンゴ・ヒール」とも呼ばれるだ。
ヒールの高さが、4.5cmある。
4.5もあると視点も変わりそう、
足が短い私ような人間はお金があれば履きたい一品だ。











◆レザーパンツ
正確には、コットンにレザーを貼り付けた
レザーパンツのようで、30万円以上したようだ。
◆アクリルバングル 
サイズも、大中小とあり。
大きさによって値段が違うが2万円ほど。
アンタイトル・メンでは、
同じようなデザインのバングルを展開し、
そちらで代用した方も。
◆サンダル
黒もあり。売れた模様。
古着屋でも、よく見かけます。










◆くり抜きトレンチ
なんと呼んで良い商品なのか分からないので
勝手に「くり抜きトレンチ」と命名しました。
立ち上げ当初、路面店の店員さんが、
「完売」とおっしゃっていたので、
07-08FW先行会のサルエル完売のようなケースか。
実物を見ることができなかったのですが、
写真だけ見てもインパクトがあります。
どういう人が、どういう風に着ているか気になります。














■まとめ〜私とDiorHommeを含む〜■
07SSのショーのフィナーレはあまり評判が良くないのだが、
私は、このフィナーレを注視している。それはなぜか?


タンバリンを打つ羽男に並んで、
上半身はタスキがけのみのモデルがフィナーレを飾るのだが。
ヌードなのでモデルの体型がよく分かります。とにかく細い。


そして、大変にお恥ずかしいことながら、
私がDiorHommeを買ったのは、このシーズンが初めてでした。
買ったものは、コレクションで歩いていない(いわゆる外品の)
ダブルブレストのブルゾンノンウォッシュ・デニムでした。
06-07秋冬のストリートは、Pコートの当たり年であり、
春夏に着られる、テーラードでないものを狙っていたので、
かなり悩んで購入いたしました。10万円半ば、しかし高い、汗



*コレクション画像・・・VOGUE http://www.vogue.co.uk/