『就活スーツ』のあれこれ。【濃紺伝説】

前回の日記でも若干ふれましたが、
http://d.hatena.ne.jp/kibby/20070903
就職活動を目前に控えた、若い学生が当ブログをご覧の方の中にも、
本当に多くいらっしゃるので、今回は『就活スーツ』を取り上げます。


『就活スーツ』とは、就職活動用のスーツのことで、
なぜか「無地の紺色」を着るという伝統があり、
その「紺色」は「濃紺」を指します。


この「無地の紺色」というのは、
就職活動のドレスコードのようなもので、
いつ誰が決めたのか、私は分かりません。


さて、私は、以前ブログでも触れましたが、
学校を卒業した後に、他の業界に就職し、
また再度服飾の学校に行き、今のアパレル業界にいるので、
二度の就職活動の経験があります。


なので、アパレル業界以外にも就業経験があるのですが、
「無地の紺色」というのは、働くと一番着ません。


それはなぜか?理由は、
年季を重ねると違うのですが、着ると一番ツマらない、そして、
若い自分らが着ると、何より就職活動の学生っぽく見えるからです。


しかし、その紺色も、先に述べたように崩れることなく、
今年も学生の皆さんがおめしになることでしょう。


これから就職活動に関する記事を当ブログでも展開いこうと思うのですが、
最後に学生の皆様にアドバイスを↓

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「早めに用意しよう、就活スーツ!」
スーツというのは、カジュアルとは違って、ほぼほぼ直しが入ります。
股下だけならまだしも、袖、中胴、ウェストなどは約1週間は、
どちらのお店でも時間がかかることでしょう。
生地から選んで作るパターンオーダーとなると10日から一ヶ月はかかります。
っということは、直前になってお店に行って選ぶには止めましょうっということ。
ギリギリになって選んで、直すところを直さないで着るのは、
あまりカッコイイものではありません。着心地も悪いです。
また、パターンオーダーとなると、
無地の紺色の生地は早い時期に無くなってしまいます。
9月、遅くとも10月中には用意しておきたいところ。
オシャレに興味の無い方はお店に行くの億劫かもしれませんが、
早めに用意するのは悪いことではありません。
「仕事も先手必勝!」と言いますしね。

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