【Archive of Dior Homme #4】2006-7FWコレクション

kibby2007-09-07

ついに連載(?)第四回目。06-07秋冬コレクションを取り上げます。今回もブログの常連さんにいろいろ教えていただき、この記事に至りました。いつも本当にありがとうございます。


06-07秋冬コレクションは、右の画像をご覧になって分かるように、フォーマルテイストばりばりのシーズンでした。個人的には、このタイが気になっており、「今からフォーマルの売場で手に入れようかな」と画策しております。


コレクションの画像と動画は下記サイトを参照。
http://www.vogue.co.uk/shows/photos/Default.aspx?ShowID=3343
http://www.youtube.com/watch?v=hs-PNRozfrM


コレクションを見た第一印象は「喪服」「バックも暗くて、服がよく見えない」など。また、「ジャケットの形が変形的なのが多く、若い人好みのデザインだった気がします。。。」など若い世代への路線変更を感じさせるコレクションであったが、クロスカラーの新しいデザインは微妙だったようだ。


しかし、コレクション以外の、いわゆる「外品」が実は評判が良く、店頭での発見!が多かったようだ。ちなみに、外品のトレンチコート(建値:21万円)を先日ラグタグにて試着したのですが、正直07-08SSよりもカッコイイかもしれない。ちなみにサイズ44が12万円ほどでした。


コレクションに登場したバイカラーのロングマフラーなどの小物も人気で、バイカラーにあってはコレクションで見るよりも実際は黒い部分が多かったようだ。


■トレンチコート&ワイドパンツ
[:W200]
左の画像は、おそらくコレクションで登場したトレンチだと思います。非常に美しい写真でお気に入りです。だいたんなバスト部分のデザインが印象的。ブログの常連さんの中にもお持ちの方がいらっしゃいました。
パンツは、スーツもワイドのものが提案されており、裾幅はおそらく30cmはあったのではないでしょうか(通常21cm前後)。当時「買っておけば!」と後悔される方も多い。





■スモーキング・ジャケット
世の中は禁煙の流れですが、もともと葉巻を喫煙する時に着用した特別の上着が、スモーキングジャケットです。イヴ・サンローラン(YSL)で、スモーキングというのは重要なアイテムで、YSLのディレクターを務めたエディ・スリマンとしても、スモーキングには思いいれがあるはずだ。さて、この季のスモーキングは、身頃の生地が「もっとも漆黒」だったようで、より注目した人が多かったようだ。コレクション自体がフォーマルな感じなので、生地も本物のフォーマル用の生地を使ったのかも。フォーマル用の生地は、同じ黒でも、通常のスーツなどで使う生地と染料が変わってくる関係で、より黒くなります。個人的にはスモーキングネタが好きなのでとりあげました。


■コンバインデニム

「ドッキングデニム」とも呼ばれるコレクションに登場したデニム。ウェスト部分が切替しになっており、切替し部分はシツケ糸のような糸で縫われている。
画像上:デニム/黒コットン
画像下:黒サテン/黒コットン

の日本展開のほか、欧州では、
黒サテン/デニムのタイプがあった模様。
インパクトのあるデニムで当ブログをご覧の方もお持ちの方が多いのでは。


上画像はブログ常連さんよりいただき、
下画像はヤフー・オークションの画像を拝借



■まとめ■
テーラードの最高峰は、燕尾服です。そういった意味では、エディ・スリマンが06-07FWにおいて、まさにフォーマルをとりあげたのは、当時よりテーラードに定評のあるDiorHommeのテーラードの頂点をデザインしたかったのかもしれません。そういった意味では、コレクションだけ見た最初は「?」の方も多かったようですが、重要なシーズンだった言えそうだ。「実は良かった06-07FW」という声もブログの常連の方よりいただきました。



当ブログの記事は、皆様の情報により、記事が書くことができています。私自身、以前の日記に書きましたが、Dior歴は凄く浅いので、皆様の御協力が必要です。些細なことで構わないので、レスないしメールにて、情報提供をよろしくお願いいたします。メールアドレスは、kibby.men@gmail.com (@は、お手数ですが半角入力でお願いいたします)

次回は、ついに【05-06FW】です!!