ブログ【Kibby for MEN.】の方向性を考える

2007年も終わりに差し掛かり、
年末の大反省会&今後の抱負、っということで、
今回は今までを振り返り、今後の方向性を書きながら考えていきたい。


2004年7月に【紳士服キビー】として始まった、
当ブログも3年半を迎えようとしております。


ブログ開設の2004年は、
スポーツ熱さめよらぬ夏季オリンピックの年。
まだ「ブログ」という言葉が浸透しておらず、
むしろ「日記サイト」という形で呼ばれることが多かったように思う。


当時は、私はまだ、他の業界で働いており、
仕事の傍ら、自分のスーツ姿や紳士雑貨などを写真つきでアップしておりました。
意外にも「主人の(彼の)ネクタイ選びの参考にします」
といったメールを複数の女性の方からいただきました。


2005年は、ファッション関連の学校に入り、学校の授業と平行した内容や、
新商業施設のオープンの模様を記事にして報告している。
銀座シャネルや、わざわざ名古屋に赴き、ラシックのオープンも見た。


2006年は、現在のはてなにブログサービスを移し、引き続き、
テーラードを取り上げ、06年下半期から07年にかけモードの研究を始めている。
このモードを取り上げたことが、自分のファッションのフィールドを広げ、
且つ、「テーラードの観点からモードを見る」という私の視点に、
興味を持っていただいた方がありがたいことに、たくさんいらっしゃり、
アクセス数も飛躍的に伸び、以前に比べメールもたくさん頂けるようになりました。


ここまでで当ブログの軸となっているのは、
テーラー
テーラードから見たモード
・マーケット分析(商業施設、海外マーケットなど)
 だと思う。


今後、取り上げていきたいこと、軸にしていきたいことは、
・接客、サービス
・ファッション業界を取り巻く職人の世界
・ファッション業界とインターネット


・接客、サービスについて
私は、ファッション業界の中でも販売の業務にたずさわっているのですが、
洋服売りとうのは、ただ洋服を売るのが仕事ではありません。
接客業全般に言えることですが、やはり日々サービスについて、
研鑽を図らなくてはいけません。そこで、このことについて、
ブログでも取り上げ、自分のため、そしてブログをご覧の方には、
服を買う際に、ただ服を手に入れるだけでなく、
その過程を楽しめるような記事を展開していきたい、と思う。


・ファッション業界を取り巻く職人の世界
私の、この業界の出発点は、お直し屋でした。
なので、私は職人の方々の技術に興味があります。しかし、
これらのファッション業界を取り巻く職人の世界は、表に見えてきません。
これからのことを取り上げていく中で、「日本製とは何か?」を考えていきたい。


・ファッション業界とインターネット
以前少し、述べたのだが、アパレル業界というのは、ITに弱い。
ITに関して言えば、消費者である皆様の方が強い。
友人にIT業界で働いている人がいるのだが現状を話すとビックリされます。
さて大きなEコマースのサイトとまでも行かなくても、
ブログという簡単で安価なツールがあるが、大手アパレルより、よっぽど、
地方のセレクトショップテーラーなどが、上手く活用しているように思います。
そこで、ファッション業界とインターネットについて考えていきたいと思う。