【Kibby for MEN.】の方向性

2008年の抱負として、下記の内容を記します。
【Kibby for MEN.】の方向性 について


ブログで、モードの情報を記事していて思うのだが、
情報の速さは、僕は特段速いわけでなく、
私より若い世代の方が、よりネットで情報を拾ってくるのが得意だと思う。


ファッション業界のはしくれにはいるものの、
モードブランドや、とんがったセレクトショップに勤務している訳でもないので、
ブランドに関して、内部の人間しか知らない情報を持っているわけでもない。


またセンスの点をとっても、
このブログのデザインを見ればお分かりになると思うのだが、
(ここはウェブデザインをやっている友人にお願いして、変えようと思う)
ファッション・センスが高いわけでもない。
よっぽど、このブログをご覧の皆様の方が、格好良く自分を演出できそう。


ついでに言えば、読みやすい記事とも言えないかもしれない。
何度も見直してはいるんですけどね。作文が得意ではないのは昔からか。


では、このブログは何なのか?
私キビーらしさというのは何か?ということになる。


ありがたいことに、そして謎なことに、
当ブログ【Kibby for MEN.】は、
ユニークアクセスが連日300に迫る勢いだ。


私が一日に接客する人数をゆうに超えるし、
「いらっしゃいませ」という言葉も一日に300もいかない気がする。


ブログでは、初期は「テーラードだけの情報」を書いていたが、
テーラードから見たモードの分析」を書くようになり、
2006年後半からは、アクセスは伸びるようになった。


コメントやメールを拝見すると、
バーチャルフィッティングや、
モードブランドのジャケット関する考察などに、
高評価をいただいているもよう。


どうもお店の店員さんのフィッティングには不満がある人が多く、
ネットで服を買うのが当たり前(普通)になってきた今。
サイジングやフィッティングに、
本当のプロのフィッターの意見が必要とされているのかもしれない。


これは「服をどう着たい」という要望を掴み、
それをどう体現させるか、解決策を出す、
つまりフィッティングをする。それが本当のプロだ。


また違う側面からは、デザイナーとは違い、
フィッターは、自分が新しいスタイルを提案するわけではない。
そのデザイナーの提案する新しいスタイルを、
どう皆様に伝えるのか、サイズを選んで、直しを入れるか。


もしかすると、ここら辺のことが、
【Kibby for MEN.】の成すべき事なのかもしれない。


そのためには、
モードがどういうスタイルを提案しているか知らなければならないし、
テーラード・フィッティングについて、もっと経験しなければならない。
また、直しの職人の現場や、生産の現場をもっと見なければいけない。


モードについていえば、言葉の壁を越える必要性がある。
英語は絶対にしゃべれなければならないし、ネットでは読み書きが必要だ。
20代も残り数年。勉強や経験しなければならないことが、いっぱいだ。