「ストーリー」か、なるほど。

読んだ本紹介です…
『価格、品質、広告で勝負していたら、お金がいくらあっても足りませんよ』
著者:川上 徹也 出版:クロスメディア・パブリッシング

本のプロフィールには書いてありませんでしたが、googleで調べたところ、著者は、広告代理店アサツーディーケイ(ADK)の出身の模様。経歴からも「ブランディング実務のプロ」です。 著者はコピーライターもやっていたこともあって、経営学者の書いた本と違い、分かりやすく、実践的です。

私自身アパレルの販売員でしたが、「価格を下げれば売れる」と業界では当たり前のように言われております。そこに限界と疑問を感じ、本屋サーフィンしていたところ、本書を手にするに至りました。「価格競争の先には何もない。こんな時代だからこそ、目先の売上げよりも、もっと自社の価値を高める努力をするべきではないか」という提言をもとに本書は「ストーリー」について書かれているのですが、旭山動物園など、身近な成功例を取り上げ、非常に説得力のある内容となっております。


安売りは永く続かない。
「ストーリー」、それは、
会社、自治体、アーティスト、そして個人のすべてに応用できる技術なり!

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川上 徹也 http://ameblo.jp/kawatetu14/
大阪大学人間科学部卒業後、(株)旭通信社(現アサツーディ・ケイ)入社。営業局、クリエイティブ局を経て独立。フリーランスのコピーライターとして様々な企業の広告制作に携わる。東京コピーライターズクラブ新人賞、フジサンケイグループ広告大賞制作者賞、広告電通賞、ACC賞など受賞歴多数。また広告の仕事と並行して、舞台脚本、ドラマシナリオ、ゲームソフト企画シナリオ、番組構成、漫画原作等、数多くのストーリーを創作する仕事に関わる。ビジネスを中心に、経済、法律、教育、学問、環境などの分野とエンタテインメントを融合した企画を発信していく。
http://www.prom-p.jp/fes/profile_w8.html より引用